レインボーカラーの断面が華やかなショートケーキのスイーツイラストです。
こちらは色鉛筆の作品です。
見た目はきれいだけど、美味しそうかというと...それはまた別の話ですね。
さらに まったく別の話なんですが、私、ドキュメンタリー番組が結構好きで、先日も盲目の方に密着する番組を見たんですね。
盲目の人が見る世界ってどんな世界なのか。
もちろん、見えないから暗闇のように真っ暗。
かと思いきや、頭の中で 自分で色をつけたり、素敵に演出して”見ている”んだそうです。
でもそれも、自分の目が見えなくなったことを受け入れた末のこと。病気や事故で光を失った直後は、絶望に打ちひしがれてすべてが黒一色の世界だったそうです。
今まで見えていたのに見えなくなるなんて考えられない...自分だったら もう生きていたくない、死んでしまいたい、と思うだろうな。
一方、先天性の病気などで 生まれたときから目が見えないという人もいますよね。
生まれたときから目が見えないなんて、不幸で可哀想なのか。
番組では「医学が進歩して、全盲でも手術をすれば見えるようになるとしたら手術を受けたいですか?」と質問すると、
「私は生まれたときから見えないのが当たり前なので、見えるようになりたいとは思いません。見えるようになることが怖いんだと思います。見える人が見えなくなることを怖いと思うように。だから手術はきっと受けないと思います。」
まったく目から鱗でした。
見えた方がいいに決まってるって勝手に思ってたけど、私の「当たり前」は誰かの「当たり前」じゃないんだって改めて気付かされました。
みんな違ってみんな良い。それぞれの違いを尊重して自分も他人も大切にできる、そんな人になりたいな。
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